第6回インテリアセミナー&懇親会のご報告


・ミラノサローネ報告会・タイルについて
 初秋を迎え急に涼しくなってしまったが、今回はLIXILさんのご提供でミラノサローネ報告「インテリアトレンド」を伺った。当日はミラノに実際行かれた仙台のソリューションズの担当の方からパワーポイントでご説明いただいた。
 インテリアスタイル・カラー・木質面材・素材の観点から、2001年からの変遷を見た。最近の傾向では、シックで低彩度。色はダークレッド。面材はオーク材の柾目。素材は金属仕上げのバラエティーに富んだものが多く、異素材を組み合わせて変化を出す、という例を何点か見た。このトレンド把握は最初欧米のインテリア、次に国内高級マンション、ハウスメーカー、一般戸建てという順序で流れていくようだが、皆さんが関わっている物件ではいかがだろうか。BS放送、ファッション誌からも常にこのような情報は得られるので目を肥やして欲しい。

 後半はタイル事業部の宮澤敏之営業課長よりとても熱く「タイル」全般についてお話しを伺った。この日のためにヨーカ堂から常滑の急須をご自分で購入し、「これがタイルと同じ素材です」と見せて私たちを納得させてくれた。タイルはやはり焼き物ならではの味わいがあっていい。いつも感心するが、元INAXさん営業部の方は商品情報に詳しく、自社製品を誇りにしていて素晴らしい。
 最後にショールームにおいて展示品について説明いただいた。

 場所を移しての懇親会は近くの「アーマテラス」で開催された。個人会員はインテリアコーディネーターという資格を持ちながらも日々の業務はバラバラなので、やはり年に2回、でも3回でも話し合う機会を持つことは貴重である。今回参加されなかった方も次回はよろしくお願いします。
 ここでも先ほどの講師である宮澤さんから有田焼の鍋島焼・錦絵・染付について詳しく伺った。プライベートでも有田焼の器などが大好きで、あちらから呼ばれているような気がするとか。有田焼の器で食してみたいですね。食欲の秋!
                  (報告:渡部 きぬ子広報委員長)